- 2010年11月13日(土)
東京オフィスの軽部です。
先日、長野 博、佐藤江梨子主演の舞台「りんご」を観に行ってきました。
この舞台は、不可能とされていたりんごの無農薬栽培に成功した木村秋則さんの実話を基にした作品です。
化学肥料・農薬を使った農業が当たり前とされていた時代に「無農薬のりんごを作る」という強い信念でりんご栽培に取り組む主人公の秋則(長野 博)、それを支えるミチコ(佐藤江梨子)と家族の半生がとてもおもしろく描かれています。
演出はコミカルなシーンがとても多く、秋則と家族のやり取りで何回も笑わせてもらいました!
この舞台を通して感じたのは信念をもち、目標に向かいチャレンジし続ければ、どんな困難でも実現できるということ。
実際、物語の中でも秋則が無農薬栽培を実現できるまで、様々な困難に遭います。
十数年無収穫・無収入からくる困窮、近隣の農家からの嫌がらせ、周りからの猛烈な反対、最終的には家族から疫病神とまで言われてしまいます。。。
そんな困難にもめげず秋則は強い信念と気概をもち、不可能と言われていたりんごの無農薬栽培を実現します。
世の中には常識が溢れています。ただその常識というものは時代と共に変わります。
こうして便利な世の中で暮らせているのも、秋則のように新しいことを生み出そうとチャレンジし続けた人たちのおかげなんだな~としみじみ感じました。
舞台を観た後、"甘~い"りんごを食べたくなったと同時に自分も何か世の中の役に立つことがしたいと思いました。
不可能とされながらも強い信念と気概をもち、目標に向かいチャレンジし続ける!
そして、世のため人のためになることを実現する!
心で思うのは簡単そうですが、現実はそう"甘く"はなさそうだ。。
- Newer: 福山さんも実践している"美"のタモリ式
- Older: "これも自分と認めざるをえない"展@21_21 DESIGN SIGHT