- 2019年2月25日(月)
お久しぶりです。東京オフィスのミツです。
2/23(土)より東京国際フォーラム ホールCにて開幕しました
ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』を早速観劇してきました!
誰もが知っているシェイクスピア悲劇の名作「ロミオとジュリエット」
2001年にフランスで初演された人気のミュージカル。
日本では小池修一郎さんの潤色・演出で2010年に宝塚の星組で上演され、
その後2011年には城田優さん、山崎育三郎さんがロミオ役を演じるなどして話題を呼び
何度も上演される、ミュージカルファンの間でも大変人気のある作品です。
2017年に新演出版として生まれ変わり、その再演としての2019年版。
Wキャストの初日をそれぞれ観劇してきました!
(ジュリエットはトリプルなので生田絵梨花さんだけ観れませんでした><)
どちらも感想を書きたいほど感動で溢れているのですが、
かなり長くなりそうなので(笑)今回は23日の感想を書き留めておきます。
↓23日のキャスト↓
古川雄大さんは旧演出2013年版からロミオ役として出演され
今回で3度目のロミオ!
表情豊かに"まだ見ぬ恋人"を探すピュアな好青年。
以前よりも若さが際立ち、みんなの中心的存在のロミオというキャラクターが印象強く、
その分2幕からの悲劇の沼に引きずり込まれていく様がより浮き彫りになり
見ごたえたっぷりなロミオでした。
そして、初参加の葵わかなさん。
なんと初舞台の初・初日という葵さんにとってとても大事な日を観劇していたのですが、
可憐でありつつロミオへの愛を信じ、貫く筋の通ったジュリエットに完全に心を掴まれてしまいました。
感情の籠った言葉にメロディーが乗っているような、演技派ジュリエット。
この二人の歌声はとても相性がいいと感じました。
1幕最後の「エメ」は圧巻でした!!
続投のマーキューシオ役平間壮一さんと初参加のベンヴォーリオ役三浦涼介さん、
この二人とロミオとの関係性は組み合わせによって印象がかなり変わりますが
この組み合わせでは大人と子供のはざまにあり、モンタギューという家柄に生まれながら背負う葛藤と
そんなことは気にしないで「自分たちこそが王」という勢いのある3人という印象。
ロミオとジュリエットが結婚したことを知った二人が必死にロミオに「俺たちを裏切るのか」と訴えけかる姿は
家のことやロミオの将来を本気で心配してくれる親友の優しさが裏にはあると思うと
マーキューシオの最後の「ジュリエットを愛しぬけ」というセリフには泣かされますよね。
対ジュリエット以外の友達同士の愛というものも強く描かれているのがこの作品の魅力の一つだと思います。
そして続投のティボルト役の渡辺大輔さんは繊細な歌声と力強い歌声の
使い分けがティボルトの跡取りとしての苦悩とジュリエットへの思いにリンクし
「本当の俺じゃない」では思わず涙が。
そして孤独の中で死んでいくティボルトに同情してしまいました。
これらの感想も二日目に観た時には全く印象が違うので、Wキャストトリプルキャストは面白いですよね。
王道のピュアラブストーリーでありながらロミオとジュリエットはこの世では結ばれないという悲しい結末。
観ていて心が苦しくなる物語なのに魅力的な音楽と、斬新な演出で何度観ても飽きない大好きな作品です!
はじめてミュージカルをご覧になる方にも私はおすすめしたいです!
もっと観たいと思いつつ、チケットが完売してしまっているのが残念!!!
当日券でも挑戦してみようかな?
そんな魅力たっぷりの"ロミジュリ"
チャンスがある方はぜひ劇場へ!
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