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その名前を初めて知った日

  • Posted by: VUELO
  • 2010年8月 8日(日)
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東京オフィスのやまだです。

先日、野田地図 第15回公演「ザ・キャラクター」を見に行ってきました。
内容はもちろん素晴らしかったのですが、それ以上に興味深かったのが、その空間でした。

水書板のようなシートが敷かれていて、演目中、役者さん達は水を含んだ筆で字を書き、水を撒き、水が入った透明のポリ袋を割る。
その度に、床には黒い模様が広がって、その模様も時間が経てば消えていく。と、いったものでした。
(*水書板:習字の授業などで、先生がお手本を書いたりする白い板。水を含ませた筆で書くと、墨のような色が浮き出てきて、暫くするともとの白い板に戻るもの。水では書けるが、墨は天敵。)

その空間はとてもシンプルで、そのシンプルさがとても鮮烈でした。

印刷物ではまずできない表現なのですが、そんな感覚が味わえるフライヤーとかがあったら、とてもおもしろそうです。
でも、そういう仕掛けのあるフライヤーをつくったとしても、まずどうやってその仕掛けに気付いてもらうかが大きな問題ですね......

一歩目で壁にぶつかりました。
が、しかし、面白そうなことは諦めませんよ。

そして、昔よく見たあの板の名前が「水書板」ということを初めて知りました。


Tag: やまだ

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