- 2010年8月 1日(日)
こんにちは、東京オフィスの本木です。
AR関連の記事ばかりになってしまいますが、今回は「セカイカメラ」についてです。
先日、頓知ドット株式会社の行なった「セカイカメラ 新ビジョン説明会」を見ました。
今後はセカイカメラをプラットフォームとした様々なアプリが展開されていくようです。
その中でセカイユウシャというアプリが非常に面白そうです。
まぁ、発表はバグだらけでしたが...。
わかりやすく言うと「現実の世界を舞台にしたテレビゲーム」でしょうか。
実際に街に出て、iPhoneをかざし、現実空間に現れたモンスターをたくさんの勇者で協力して倒すゲームです。
それだけでは、特別目新しさがないですが、セカイユウシャが面白い部分は、現実の世界とかなりリンクしているという点です。
キャラを作った所が勇者の出身地になったり、ご当地のモンスターが登場したり、岐阜にある封印を解かなくてはいけなかったり、みんなで酒場でパーティーを組んで冒険に出たり。
今後のアップデート次第では、実際の地価に合わせて相場が変わる露店を作れたり、職安でジョブチェンジできたりするかもしれません。
コロプラが様々な企業とのタイアップを実現させている流れで、各社位置ゲーとリアル店舗とのタイアップをマネタイズの一つとして重要視していますね。
人を実際に動かす事ができるコンテンツは非常に強いです。
今まで、他業種と関わる事の少なかったゲーム業界が他業種と積極的に関わろうとしている中で、そのパイプ役になるのは、僕らのような会社なのではないかな、なんて考えたりしています。
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