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晴天の霹靂

  • Posted by: VUELO
  • 2012年3月20日(火)
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東京オフィスの みとべ です。こんにちは。

先週末の私。
⇒3月10日、BRAHMANのDVDをフラゲ
⇒明けた深夜am2:00くらいから観始める。
⇒DVD3枚、計3時間半にも及ぶ内容を網羅。見終わったころには空が明るく。
⇒半ば放心状態で寝る。
という時間を過ごしました。

震災の発生から1年が経った、3月11日。
"この日"に"このDVD"を観た、ということに意味を感じた映像。

3枚組の『霹靂』と銘打ったこのDVDは、2011年11月19日に行われた「霹靂」ツアー FINAL@幕張メッセ のライブと、2011年にBRAHMANが行なってきた震災支援活動の軌跡、そして2011年に出演したフェスのハイライトが収録されています。

11/19のライブは、幕張メッセというBRAHMANには似つかわしくない大箱。
そこで2500円というチケ代。
そこに何人の人が集まったか私には定かではありませんが、赤字だったらしい。
その辺のライブハウスへ遊びに行く感覚で、そういう金額で、観たい人全員が観れる環境でやってみたかったと、ボーカルのToshi-Lowが言っておりました。
2500円なんて、その辺のアマチュアバンドのライブ行くのにも取られうるチケ代ですよ。
なんか・・・バンドの原点だなぁと思いながら、そんなMCを聞いて涙ぐむワタシ。
(↑実はこの日のライブに行っている)

実はこの『霹靂』ツアーは、震災が起きてからのBRAHMANの支援活動に賛同や協力してくれたバンドを対バンに迎え、回ったツアーでもありました。
(なので、アジカンやらACIDMANやら、結果的に超豪華)
3・11後、余震も収まらぬ中 3/17には支援物資を届けに被災地へ、自粛ムード満載の中 3/27には水戸でライブを行っていたという、驚愕のダッシュ力。
その後も、定期的に支援・ライブ活動を継続している模様がDisk2に入ってます。
私にとっては、どんなテレビの特集よりもリアリティで、焦燥感にも似たような衝動を掻き立てられた映像でした。

それからというもの、私の中で"東北へ行って見てこなきゃ"という思いが膨らみ、なんとか今年中に行けないかと模索中。
(どうせならフェスとかも行きたいしなーとか(邪念))

そういえば、このDVDには初回特典でボーカルToshi-Lowの「MC DIGEST(CD)」が入っているのですが、特筆べきはココ、「CD」。
映像ではなく 音、なんです!
ダイジェストとはいえ、Toshi-Lowが話す言葉をツトツトと聞く60分...。
私、このCDを、神による「説法」と呼んでおります。

BRAHMANというバンド、MCは一切なく、"怒涛"という言葉がまさに当てはまるライブをするのですが、ライブの最後に「ありがとう」と一言出ただけで盛り上げるようなそんなバンドが、突如しゃべり出したという、その衝撃の大きさが伝わるでしょうか?!(熱)
それもこれもきっかけはやはり震災なのです。

昨年1年間で様々なインタビューにも露出してきたToshi-Lowですが、
「MCで話すことによって、こんなにも伝わるものか」としながらも、
「MCしなくてもいい日が早く来るといいと思っている」ですって。

BRAHMANファンだけではなく、たくさんの方々にこの映像集を見ていただきたいなーと思い、長々と書かせていただきました。

余談ですが、BRAHMANが特別なライブをするときって大抵雨。
幕張でライブがあった 2011/11/19 は前後2週間、全く雨が降らずに農家のみなさんが困っているくらいの雨の日の少なさだったというのに、この日限って 豪・雨 。
傘がなぎ倒されるくらいの勢いの 豪・雨 。
そういえば前回のツアーファイナルの時も雨降ってたし。
数年前に北海道のライジングサンに出演した時なんかは、神がかってると思うくらいの 雷・雨 。
野外フェスだったので、余すところなくビショビショに。
そして、先月25日に幕張メッセで行われた DEVILOCK NIGHT THE FINAL というフェスの日は、 極・寒 でした。
前後1週間は春めいた暖かさだったというのに、この日だけ。(もちろん雨もチラつく)

そこでボーカルToshi-Lowの言葉「幕張はいつも雨だ...」。

実は雨女な私には ズーン と来る言葉のひとつとなったのでありました...。

Tag: みとべ

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