本社スタッフは、店舗運営や新規出店を
強力にバックアップする「縁の下の力持ち」です。
オリジナル商品を安定して提供するための原材料手配や、
鉄道・商業施設に出店するための法人との交渉、そして法務、
財務、システムと多彩な分野のエキスパートが集まって
ファミリーマートというブランドを守り育てています。
前職は化粧品メーカーで店舗開発を担当していました。主に大規模商業施設へ出店していたのですが、大規模商業施設は数に限りがあります。必然的に、新規出店よりも契約更新業務のほうが多くなっていて、徐々に開発の醍醐味が感じられない状況となっていました。「もっと新たなフィールドにチャレンジできる環境に身を置きたい」、そう思っていたときに目にしたのがファミリーマートの求人広告です。新規出店を旺盛に行っていて、しかもニューマーケットの開発に力を入れているという点が魅力的でした。
私は、化粧品メーカーの前にも人材派遣会社やスポーツ用品販売会社で営業として働いてきたため、日常的に法人との交渉を行ってきたのが強みだと思っています。ニューマーケットの創出には、さまざまな法人との商談が不可欠。きっと今までの経験が役立つと思い、転職を決意しました。
実際に働いてみると、予想以上に仕事が面白くて毎日充実しています。たとえば駅では、スペースが限られているため、レイアウトを工夫し、商品も絞り込まなくてはなりません。そのため、最初の段階から具体的な提案を行う必要があります。前職ではむしろ携わることができない部分でしたので、当初は驚きました。しかし、単にアライアンス先を探すのではなく、店舗のプロデュースにまでかかわることができるため、真の意味で店舗開発を行っている実感があります。
最近では、虎ノ門ヒルズの中にある「ファミマ!!」の出店も担当しました。定期的にテーマを変え、雑貨や書籍を揃えるコーナーやラウンジの設置、カフェの併設など、他店舗にない新たなチャレンジをした店舗です。開店当初から非常に好評でメディアにも多く取り上げられ、クライアントにも喜んでいただけて、大きな達成感を味わえた仕事のひとつです。
法人営業の経験は豊富だったものの、業界知識は何もないところからのスタートでしたから、最初は不安がなかったわけではありません。しかし、周りの社員が全員快く助けてくれるので、不安はすぐに解消しました。知識は後からついてくるもの。関連部署との連携も緊密なので、安心して仕事ができる環境が整っていると言えます。
ただ、向上心とチャレンジ精神を持ち続けることは求められる会社です。ファミリーマートの行動指針のひとつに「挑戦を楽しもう」があり、「できない理由を考える前に、実現するにはどうすればよいかを常に全力で考える」とありますが、そういった姿勢を続けられるかどうかが、成功のカギを握っているのではないでしょうか。特に、今までになかった新たなマーケットを開発する法人戦略部ではなおさらです。法人営業の経験があり、大きなやりがいと成長を求める人にとっては、チャレンジしがいがあるフィールドだと思います。
※職位・職責・所属・記事の内容は取材当時の情報になります。