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2012年3月 Archive
明日は明日の風が吹く
- 2012年3月28日(水)
その名の通り、午前十時に上映が始まる映画祭です。
映画ファンが選んだ50本の名作を、全国の映画館で一年にわたり上映しているというもの。
今ではなかなか映画館の大画面で観られる機会のない作品が、オリジナルニュープリントで観られるだけでなく、
シネコンといった規模の大きい映画館で開催しているので、なんと言っても椅子の座り心地がいい!(大事です)
今回観に行ったのは「風と共に去りぬ」。
観たことがない方も、タイトルで使用でしたこのセリフは聞いたことがあると思います。
10年ぶりに観ましたが、やっぱり「何度見てもすごい」と銘打っているだけあります!
初めて観た時はスカーレットの強さに圧倒されたけど、
改めて観るとスカーレットはずっと強いわけではないし(そりゃそうだ)、メラニーの芯の強さに惹かれたり、アシュレーの草食男子っぷりに驚いたり...。
60年前に作られた作品なのに、新しく発見したこと、今でも変わらないもの、変わってしまったこと。色々と考えさせられました。
今では映像はデータとして保存されていますが、当時はネガやフィルムの時代。
オリジナルネガが紛失してしまい上映が不可能になってしまった作品もあります。
運営は難しいでしょうが、このような機会を作ってくれた実行委員会に感謝!
まだまだ観たい作品がいっぱいあって迷いつつもワクワクしています。
フィルム上映は今年が最後なので、数年後、数十年後に後悔しないために観たい作品は観ておかなくては!と意気込んでいます。
個人的にはルキノ・ヴィスコンティの「山猫」がオススメです。豪華絢爛!
東京オフィス カワチ
舞台「雷ヶ丘に雪が降る」に行ってきました。
- 2012年3月21日(水)
東京オフィスのナラサキです。
先日、舞台『雷ヶ丘に雪が降る』を観に行ってきました。
・・・時は戦国。
天下統一を目論む悪名高い戦国大名の一人が、火の国の「雷ヶ丘」と呼ばれる丘を軍事拠点とすべく、村を制圧しようと刺客を仕向けた。
「雷神が降りてくる」という伝説を持つ雷ヶ丘には山賊が住み着き根城としていたが、この地が狙われている事を知り、また助けを求めてきた村人の願いもあり、彼らは居場所を守るべく戦いに身を投じていく・・・。
激しい殺陣のアクションシーンに息を飲む展開!
強烈なキャラクターが居並ぶ舞台からは終始目が離せませんでした!!
タイトルにもある「雪が降る」シーン辺りなどはクライマックスだったわけですが、そこに至る前からずっと泣きっぱなしだった涙腺の弱い私です。
しかしそんな私より、1つ前の席のおじさんの方が早くからずっと泣いてました。
笑いあり涙ありの良い作品でした!♪
間近で見る殺陣は迫力があって本当にかっこよかったです。
それと、衣装の舞台用にアレンジされた着物も素敵でした。
次の観劇も時代劇にしようかな・・・ちょっと探してみたいと思います!
大人女子
- 2012年3月21日(水)
大人女子。
妙な言葉だけど、なんとなく雰囲気は伝わります。
しかし気になる記事が...。
NEWSポストセブンによると
ナチュラルさが魅力で肩の力が抜けた女性=大人かわいい
として注目されているが、
「いい年してはしゃいでイタイ存在」になりかねないとも。
こわい、なんかこわい!
面と向かって言われたら挫けそう!
色々自覚して元気に生きていこうと思います。
晴天の霹靂
- 2012年3月20日(火)
東京オフィスの みとべ です。こんにちは。
先週末の私。
⇒3月10日、BRAHMANのDVDをフラゲ。
⇒明けた深夜am2:00くらいから観始める。
⇒DVD3枚、計3時間半にも及ぶ内容を網羅。見終わったころには空が明るく。
⇒半ば放心状態で寝る。
という時間を過ごしました。
震災の発生から1年が経った、3月11日。
"この日"に"このDVD"を観た、ということに意味を感じた映像。
3枚組の『霹靂』と銘打ったこのDVDは、2011年11月19日に行われた「霹靂」ツアー FINAL@幕張メッセ のライブと、2011年にBRAHMANが行なってきた震災支援活動の軌跡、そして2011年に出演したフェスのハイライトが収録されています。
11/19のライブは、幕張メッセというBRAHMANには似つかわしくない大箱。
そこで2500円というチケ代。
そこに何人の人が集まったか私には定かではありませんが、赤字だったらしい。
その辺のライブハウスへ遊びに行く感覚で、そういう金額で、観たい人全員が観れる環境でやってみたかったと、ボーカルのToshi-Lowが言っておりました。
2500円なんて、その辺のアマチュアバンドのライブ行くのにも取られうるチケ代ですよ。
なんか・・・バンドの原点だなぁと思いながら、そんなMCを聞いて涙ぐむワタシ。
(↑実はこの日のライブに行っている)
実はこの『霹靂』ツアーは、震災が起きてからのBRAHMANの支援活動に賛同や協力してくれたバンドを対バンに迎え、回ったツアーでもありました。
(なので、アジカンやらACIDMANやら、結果的に超豪華)
3・11後、余震も収まらぬ中 3/17には支援物資を届けに被災地へ、自粛ムード満載の中 3/27には水戸でライブを行っていたという、驚愕のダッシュ力。
その後も、定期的に支援・ライブ活動を継続している模様がDisk2に入ってます。
私にとっては、どんなテレビの特集よりもリアリティで、焦燥感にも似たような衝動を掻き立てられた映像でした。
それからというもの、私の中で"東北へ行って見てこなきゃ"という思いが膨らみ、なんとか今年中に行けないかと模索中。
(どうせならフェスとかも行きたいしなーとか(邪念))
そういえば、このDVDには初回特典でボーカルToshi-Lowの「MC DIGEST(CD)」が入っているのですが、特筆べきはココ、「CD」。
映像ではなく 音、なんです!
ダイジェストとはいえ、Toshi-Lowが話す言葉をツトツトと聞く60分...。
私、このCDを、神による「説法」と呼んでおります。
BRAHMANというバンド、MCは一切なく、"怒涛"という言葉がまさに当てはまるライブをするのですが、ライブの最後に「ありがとう」と一言出ただけで盛り上げるようなそんなバンドが、突如しゃべり出したという、その衝撃の大きさが伝わるでしょうか?!(熱)
それもこれもきっかけはやはり震災なのです。
昨年1年間で様々なインタビューにも露出してきたToshi-Lowですが、
「MCで話すことによって、こんなにも伝わるものか」としながらも、
「MCしなくてもいい日が早く来るといいと思っている」ですって。
BRAHMANファンだけではなく、たくさんの方々にこの映像集を見ていただきたいなーと思い、長々と書かせていただきました。
ソフトバンクつかえます。
- 2012年3月 2日(金)